トコトリエノールはスーパー・ビタミンEの名称で呼ばれています


トコトリエノールとはなにか
(左の写真はパームの木です)
トコトリエノールとは簡潔に言えば活性度が高いビタミンEです。

■ビタミンEは一般的にはトコフェロールという名称で知られています。 α(アルファ),β(ベータ),γ(ガンマ),δ(デルタ)の4つの種類があります。トコトリエノールはトコフェロールと同じく植物油にごく微量に存在しているトコフェロールの異性体であり、ビタミンEの仲間です。同じく,α、β,γ,δの4種があり、それぞれが重要な役割を果たしています。
■構造的には、トコトリエノールはトコフェロールには無い3つの原子の2重結合を持っています。このことは原子を持ち続ける力が強いことを意味し、効果も高い理由であると言われています。

■研究の結果トコフェロールの50倍の抗酸化力を持っていることがわかりました。
■タンパク質の酸化を防ぎ、老化、心臓疾患、脳梗塞、ガンの原因であると言われているフリーラジカル(活性酸素)から細胞を守ります。

■皮膚への浸透力は、トコフェロールの15倍の浸透力をもっているとの研究報告があります。(普通のトコフェロールの皮膚への浸透力が1%なのに対しトコトリエノールは実に15%です。)
■パームオイル、に一番多く含まれていますが、純粋なものを、抽出するのが難しく、安定供給ができませんでした。この為、最近までは、製品化された物は市場にあまり出ていなかったので、知名度が低いのが現状です。
最も活性度が高く有用なδトコトリエノールは、パームにしか含まれていません。

トコトリエノールの働き
(左の写真はパームフルーツバンチです。)
●タンパク質の酸化を防ぎ、老化、心臓疾患、脳卒中、ガンの原因であると言われているフリーラジカル(活性酸素)の活動を抑え、細胞を保護します。この抗酸化力が際立って大きいためスーパービタミンと呼ばれています。

●脳血流関門を通過するので記憶をつかさどる脳の海馬神経細胞死を低減させます。
●血漿中のコレステロールを低下させ、血小板凝集を予防し、心臓疾患、脳疾患を予防します。

●皮膚への浸透力が通常のビタミンEの15倍なので、光老化を防止します。

トコトリエノールの原料
(左の写真はパームフルーツの果実です)
■トコトリエノールは、米ぬか、大麦、小麦胚芽、ライ麦、パームヤシ等から、取れますが、パームヤシから採れる天然のパームオイルは特に豊潤なトコトリエノールを含んでいます。(約800mg/kg)。また特に強い効果があるδトコトリエノールが含まれているのはパームだけです。

δ(デルタ)トコトリエノールの活性度
(左の写真は粗パームフルーツ油です。α、βカロチン、ビタミンE群がたっぷり含まれています。)

■パームヤシから抽出されるトコトリエノールはδ-トコトリエノールを最も多く含有しています。これに比べて、コメ糠、麦等から抽出されるトコトリエノールはδ-トコトリエノールを殆ど含有していません。多くの研究文献によれば、δ-トコトリエノールはトコトリエノール同族体の中で最も活性が高いことが示されています。

1、ルイジアナ大学の研究者達はδ-トコトリエノールが哺乳動物の上皮ガン細胞に対する抗増殖作用、アポトーシスシグナル経路の活性化作用が最も強いことを見出しました。トコトリエノール類の細胞内蓄積性は同じでなく、δ-トコトリエノール>γ-トコトリエノール>α-トコトリエノールであったと報告しています。

2、 ハワイ大学(未発表論文、アメリカ臨床化学学会で発表予定:2000年7月)では、δ-トコトリエノールが内皮細胞内で起こる分子癒着を減少させ、心血管系疾患の進行リスクを減少させる最も強力なビタミンEであることが発見されています。

3、テキサス大学(Nutrition and Cancer,1999, 33(1))では、δ-トコトリエノールがエストロゲン反応性MCF7およびエストロジェン不応性MDA-MB-435のヒト乳ガン細胞のアポトーシス(細胞死)を引き起こす最も強力な作用を有すること発見しました。実際には、δ-トコトリエノールのその作用はγ-トコトリエノールの2倍でした。

4、 リーディング大学、英国(Lipids, 1998 (33))では、δ-トコトリエノールがエストロゲン不応性MDA-MB-231ヒト乳ガン細胞を抑制する最も強力なトコトリエノールであることを発見しています。

5. Dr. Charles Elson (特許‐WO 98/38993)は、トコトリエノールの抗ガン活性が、α-トコフェロール<β-トコトリエノール<γ-トコトリエノール、δ-トコトリエノールの順に強くなること発見しています。

6、.立体障害(クロマノール環に付いているメチル基による)の最も少ないδ-トコトリエノールはフリーラジカルを捕捉する最も強力な抗酸化活性を有しています。


トコトリエノールの原液
(左の写真はトコトリエノールの原液です。)
@色は茶褐色です。濃度がたかくなるにつれ濃くなります。(大体30%〜90%くらいまでの製品があります。)
A臭いはほとんどありません。油くささもほとんどありません。
B味は、ほのかに油を感じさせる甘さがあります。
Cかなり粘り気が高く濃密さを感じさせます。(サプリメントは良質な食用油で薄めるので、粘度はほとんど感じません。)

■トコミンスーパーバイオ
http://www.piconet.co.jp/import/item_13226.html
■デルタフラクショントコトリエノール
http://www.piconet.co.jp/import/item_2074.html

トコトリエノールの製品化
(左の写真は、当店のお勧めするトコトリエノールサプリメントです。)
@ビタミンE群のサプリメント
ACOQ10とのミックスサプリメント
B脂溶性サプリメントの酸化防止剤
CビタミンE入り化粧品
D化粧品の酸化防止剤
E食品の酸化防止剤
等に応用されています。

トコトリエノールサプリメント簡単チェック法
トコトリエノール入りのサプリメントは、何種類もあり選択に困りますが、選択のポイントは
@トコトリエノールの含有量が明示されていること。但し、トコトリエノール抽出液の濃度が25%以上はトコトリエノールと表示しても良いので、例えば100mgと書いてあっても100mg入っているわけではありませんのでαトコトリエノール、βトコトリエノール、γトコトリエノール、δトコトリエノールのそれぞれの含有量が明示してある方が良い。
Aソフトジェルのカプセルは、口の中ですぐ溶けるので、胃に飲み込まないで溶かして味を見る。無味無臭に近いほど良質です。中には、臭い、すっぱいとか、苦い味がするものがありますので要注意です。
B油抜きダイエットをしている方や、油分が体質に合わない方には、水溶性のパウダー化したサプリメントもあります。


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