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「にわか」とは 「にわか」とは、「落ち」のついた即興の喜劇です。2〜3人の役者が登場して、ユーモアたっぷりに物語を展開し、最後に「落ち」がつく寸劇です。江戸時代の半ば、京、大阪、江戸で流行した「にわか」が全国に広がりました。美濃に伝わったのは江戸時代の末期頃だといわれています。現在、全国で継承されている地域は、博多、大阪、熊本など約20ヶ所ほど確認されています。その中でも美濃にわかは、お囃子を演奏しながら町の辻つじで上演してあるくので、特に「流しにわか」と呼んでいます。 |
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「にわか」のはじまり 「にわか」のはじまりについては諸説あるが、美濃にわかの源流は、江戸時代後期の歌舞伎の隆盛と深い関係があると考えられる。歌舞伎が一般大衆に持てはやされるようになり、その一節が俄芝居として、素人の間で楽しまれた。即興劇、すなわち俄芝居であり、お座敷など酒席で行われるようになった。それに洒落っ気が加わり、落語のような落ちをつけることになり、現在の「にわか」の形が定着した。 |
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