社長日誌 > 船中八策の巻頭言集 > 第58号テーマ:由無し事 | |
|
第58号テーマ:由無し事
「由無し事」 2000年に開設いたしました「生粋市場」を2014年10月31日をもって閉鎖致しました。皆様には長年に渡りご利用頂きましてありがとうございました。心より御礼申し上げます。今後ネットショップはサイトコンセプトを変えて伝統工芸品を扱う「和遊園」様に委譲し、また「日本ねっ島」「郷土料理」は新たに開設する情報発信サイト「Japanport」で運営をすることといたしました。 今後当社は、中核事業のクラウドサービス(アウトソーシング受託事業)により一層専念して参る所存です。当事業は東京・広島を中心に大企業から中小企業まで多くのお客様から信頼を頂き発展の途にありますが、社内リソースを集中させてより一層サービスの充実を図り成長・発展させて参りたいと思っております。 今回の船中八策の巻頭言は、私がぴこねっと創業以来日々の想いを書きつづった「Web社長日誌」から最近のものを抜粋して載せることに致しました。ご笑読下さい。 ■【2014年11月1日(土)0時45分】 「時とは」 松蔭は「人生は寿命の長短ではない」と言い、「五歳には五歳の四季があり、二十歳には二十歳の四季がある。三十歳であろうが、その倍生きて六十歳で世を去ろうが、人それぞれ の四季がある。何歳まで生きるかでなく、どれだけ充実した生き方を するかだ」といっている。 サミュエルウルマンの「青春」に通じるものがある。時を大切・大事にして、意義ある生き方をしたいものだ。 ■【2014年10月28日(火)23時26分】 「こうありたい」 私考だが・・・・・ 「知識は実践を通して知恵となり、知恵は実行して血肉となる」。 「思う事は誰でもできる、実践は実践したものにしか身につかない」。 ■2014年10月26日(日)23時33分 「読書」 吉田松陰の「留魂録」を読む。ただただ感動、感銘、感激であった。明治が凄いのではない、吉田松陰が凄いのであると思った。そして明治が始まったのである。 「学問はすべからく己が真骨頂を求得し、然る後に工夫を著くべし」。 「机上の学問はするな、実践に役立つ学問を身につけよ」。 深く深く心に響く。 ■2014年10月12日(日)23時46分 「創造力を豊かにするには。」 今日読んだ記事から、【創造力を豊かにするには】・・・・・・・。 1、未知なるものへの興味が持てること。・・・好奇心 2、他人の評価や噂を気にしない事・・・目的志向 3、何事も一歩踏み出す勇気・・・失敗を恐れない。 他者のアイディアも謙虚に受け入れられること・・・素直。 4、考え続けられること・・忍耐力 胸に手を当てて考えて見ることにする。 ■2014年10月9日(木)23時59分 「雑談」 NHK大河ドラマ「軍師 官兵衛」はなかなか面白い・・。欠かさず見ているが、そろそろ終盤に入る・・・。 「名軍師ありて 名将あり・・・」と 「名番頭ありて 商売栄える・・・」 先週で週末スクーリング「ロシアの政治」が終わり、次の科目レポートに入る事にしたが、なかなか次の科目が決まらず迷っていた。漸く決まった。次の科目は「統計学」と「金融論」にする事にした。 どちらも私の苦手な「数学」に取り組まなければならないが、課題が難しければ難しいほど、やりがいがあっていい。結局不合格で終わるかもしれないが・・・。 話は替わりますが、経営や事業で最も大事な事は、「構想を描く事」「一貫している事」「ぶれない事」「できるまでやること」だと思うね。そして「創造すること」「その創造は独創的であること」であることだ。学校や大学では「問題が解ける事」や「知識を詰め込む」事は教えるけど「創造する事」は教えないね。「創造」は教えられるものではないし、教えられてできるものでもない。スタンフォード大学のアルバート・バンディーラ教授の研究にあるが、創造は「案内付きの習得」なのかもしれない。要するに「小さな成功体験の積み重ね」であって、学校教育の優等生的頭脳からでるのではない。常に夢を持ち、考えて、思いを膨らまし、それに挑戦し続けることだ。 ■2014年10月3日(金)23時51分 「師匠に学ぶ」 今週の週末である。 朝出かけて帰社したのは19:30であった。昼飯を食べる時間もなかった。昼食と夕食を21:00頃に食べたが・・・・。一日感謝である。 自分では頑張っているつもりだが、まだまだ足りないな。15年前、師匠近藤建氏から「3倍の魔術」の話しを聞いた。人の「3倍」やって初めて肩を並べるのだと思って頑張るとよい・・・と。また「スピードは力」「挑戦するは気力なり」とも・・・・仕事は知力や体力できまるものではない。仕事はスピードであると。実行力・行動力が実力であって、知力・体力が実力ではないとも・・。一日は24時間は全ての人に平等に与えられた人生の資源である。有効に使いたいものである。 明日は朝からスクーリングの最終回である。土日10時間の授業であるがしっかり学んでおこう。復習と予習もしっかりしておこう。試験もある。やるだけやってみよう。何事もやり始めたことは諦めず、休まず、コツコツコツコツとやる事にしよう。もう少し頑張ってから寝ることにしよう。 ■2014年8月21日(木)21時59分 「15年ぶり・・・」 一昨日、創業時(30年前)にお世話になったお客様を15年ぶり訪問した。今も当社のシステムを使っていただいている。当時の社長は今は会長になられ元気に仕事をしていた。最初の会話は「互いに歳をとったがこうして会社が継続しているのは、ありがたいね」と。 経営を何十年も継続させるには、普段の地道な努力と、一つ一つの仕事に精魂こめて働き、お客様に感謝する事だと・・・・・。 事業の先に不安になるのは、普段の努力をしていない、将来への夢がなく、あっても持ち続けないからだ。事業の将来に夢を持ち、それも一時も忘れることなく描き続けそれに一心に向かえば将来に不安などない・・・。事業は自分の夢や志、目標を実現する事・・そしてミッションは事業を通して社会に役立つ事である。15年ぶりにあった会長も同じ事を話されていた・・当社ももうすぐ創業30年を迎えるが、次の30年に向かう夢を描いている。 ■2014年7月11日(金)0時0分 「よしなし事・・・・・」 43年前の学生時代にマルクスの「資本論」を一巻だけ読んだ事がある。本は全4巻でしたがとても歯が立たず放り投げたのでした。その「資本論」は今でも全4巻本棚に揃って並んでいる。 先日アマゾンで「高校生でもわかる資本論」を購入した。あの難しい「マルクスの資本論」は生涯かかっても読むことはできないと思っていたが、高校生でもわかる「資本論」とのタイトルにいつか読みたいと思っていた心が動かされつい購入してしまった。明日から読んでみようと思う。 ただ「軍師 官兵衛 3巻」を購入したばかりでもある。どちらを先に読むべきかを迷っているが・・・取りあえずは「軍師・・・・」だな。 先日エドワード・ジョセフ・スノーデンの「暴露」を読んだが、なかなか凄い内容だった。アメリカの「国家安全保障局(NSA)」とCIAが保持するアメリカの国家機密暴露事件の真相(深層でもある)ものである。読んでみる価値がある本です。先月読んだ稲盛さんの「京セラフィロソフィ」は「目から鱗」でした。 何回読んでも良い・・・。人生とは「生きることを楽しむ」こと・・。そして自分らしいドラマを歩む事だと思う。そして人生とは「幻」でもある。 ■2014年6月20日(金)23時8分 「社員教育」 明日は数年ぶりに社員教育をする事にした。 平成7年に「経営者漁火会」の中村会長、近藤建氏から教えていただいた社員教育の大事さと効果について深く感銘して10年以上毎月やっていた。150回ぐらい続けていたが、ここ数年多忙になり休んでいました。(多忙で休んでいたのではないな。社長としてサボっていたのだ)(反省) 近藤建氏から「社員教育は社長の一番大切な仕事」と教えていただいた。社員教育を通して「社員と思想を共有する」ことが、社員を守り会社を強くすることであるという事であった。 明日は始発の新幹線で広島に向かいます。10時からの予定だったが、新幹線が広島に着くのが10:00だ。30分開始が遅れるが5時間一生懸命に頑張ってやります。 ■2014年3月13日(木)23時55分 「知の欲求」 田中真澄さんの今日の言葉からいくつかを・・・・・ 「成功の女神は準備の無い人を助けない」・・・・「心配事の90%は実際には起きない」・・・・ 「事業は永続してこそ本物」・・・・ 4月から大学院で科目履修生として「民法」を学ぶ事にした。学びを人生の励みにしたいと思う。学びは尽きる事はないし、死のその時までできる。まだ通信教育は継続中だが、知の欲求は尽きない。歳を重ねると「脳みそ」は劣化するが、心はますます「活性化」するものだ。今日も一日激しく、そして楽しく仕事ができた・・今日一日に感謝である。 ■2014年3月6日(木)21時35分 「今日一日」 本日の任務終了だが、今日一日は消化不良であった。仕事が思うように進まぬな・・・・。 やらねばならぬ事ができていない・・・。自分のやっていることが視界不良になったり・・・。 なにより、今日一日に遣り甲斐と使命感を感じていない・・・。 明日への反省として、明日はきっと満足の行く一日になると・・稲盛さんの経営12か条の一項に・・ 「誰にも負けない努力をする」とある・・・中村功氏の言葉に・・・「他人の3倍努力する」とある。近藤建氏がら教わった事・・「3倍の魔術」がある。どれも経営者はだれより努力しなければならない事を教示している。 経営は創造・実行・結果だけであると思う。 ■2014年2月15日(土)1時3分 「一杯の美酒に酔って寝る」 なかなか落ち着かぬ一週間であった。なにが原因かは定かでないが、ただ心が落ち着かない一週間であった・・・。 心が落ち着かぬのは、心の置き所が定まらぬからであろう・・。 心の置き所が定まらぬのは、やることが定まらぬからであろう・・・。 やることが定まらぬのは、目標や計画を忘れかけているからであろう・。 目標や計画を忘れかけているのは、目標や計画がぶれかけているからであろう・・。 目標や計画がぶれるのは、心がぶれているかである・・。 こんな夜は「一杯の美酒に酔って寝るが良い」である。 ■2014年2月6日(木)1時23分 「自己とは・・・」 シーナー・アイエンガー教授はその著書「選択の科学」の中で、「人はその他大勢と見られる事には我慢できない」・・・と話している。 富裕層といわれる人も、路傍のホームレスも、中流という生活者も、汗水流して働く労働者や中小企業の経営者にも、皆「自己」あり「生きてる誇りがあり」「生きてる現実があり」「信ずる神様があり」「活きる信念」がある。自分は自分であり自分の何ものでもない。ましてや「その他大勢の人間」などではない。だいいち「その他大勢」の「その他」は何を基準にしているのだろう。「自分」は自分でありそれ以外の何ものでもないと思う。その他大勢の自分など存在しないのです。 シーナー・アインエンガー教授の「選択の科学」はNHKテレビで見て感動し、本も(文藝春秋)購入して読みました。とても良い本でした・・。 ■2014年2月2日(日)22時36分 「知識は陳腐化する」 今日の任務終了です。 今日一日中「クラウドと仮想化」について勉強をしました。ようやく終わりましたので、少し早いがこれから寝る事にします。 「知識は陳腐化する」、先日読んだ新聞記事にありましたが、今日は我が身で実感致しました(涙)。 以前勉強した知識は古くなり使いものにならなかったし、間違えて覚えていたものも多くありました。完全に忘れたものや、記憶の彼方にすら残っていないものも多くあり、我が「脳みそ」の衰えと、知識の陳腐化に唖然とするばかりでした。 技術は日進月歩進化しますし、ビジネススピードは年々早くなるばかりです。そして我が「脳みそ」は年々陳腐化していますから、陳腐化のスピードより、多くを学び吸収し蓄積するスピードを早めないと、「脳みそ」は枯れてしまうのではないかと恐怖感に襲われますね(笑)。 「老いて学ばざれば・・・・・」と言いますが、寸暇を見つけて学びの時間を楽しみたいものです。そして「陳腐化に勝るべき脳みその活性化」をはかりたいものです。 ■2014年1月19日(日)0時10分 「SNSの近未来」 今夜は雪がちらついている。先ほど帰宅途中にある道路脇の温度計は-1℃だった。 今夜の「禊ぎの水」もなかなか冷たかった。気合いが入り気が引き締まりました。 SNS「終活」のススメの記事を読んだが、そうだな、自分が死んだらフェイスブックの自分アカウントは永遠に残り、書いた記事や写真も残るのか。生前に自分でアカウントを削除しないと死後は家族でも簡単には削除できないようだ。親族が死亡を証明する書類を提出しなければならないようだ。面倒な手続きしなければアカウントは消す事はできず、アカウントが残っているかぎりサイト上には残る。自分の死後に自分の書いた記事や写真が残り続けるのは嫌ですね。 あと何年かしたら、SNSは「墓場サイト」になるのでは。いや近い将来「○○サイト霊園」なんかもでてくるかもしれないね。 ■2014年1月11日(土)0時7分 「酔古堂剣掃から今日の学んだ事」 酔古堂剣掃から・・・路を観るを要す」(安岡正篤)。 ※物事が上手く進まなかったり、窮したら初心に戻ることだ。ただ、人生は戻ることができない(人生二度無し)が。 「事に窮し勢ちぢまるの人は 当にその初心を原(たず)ぬべし。 功成り行満つるの士はその末でも事は始めに返って考える事はできるし、やり直すこともできる・・・初心に返る事は大事ですね。 また物事を順調に運んできたときは、その行き先をみて気になる事があれば、事を始めた元一日に戻って考えるといいという。創業経営者であれば創業の「志」に返って考えてみる。後継経営者であれば、社長になった出発点にもどって考えると良いという。ニューマンの言葉に「人間は終わりが近づく事を心配するな。それより、いまだかつて、ものごとの始めらしい事を持ったことが無い事を恐れ、悟らなければならない」がある。いつでも先に向かって行動することが大事ですね・・・。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
日本ねっ島 |
郷土料理 |
おやつ・おかずレシピ |
社長日誌 |
会社案内
|
Copyrights ©2024 PICONET,Inc All Rights Reserved |